二日酔いになると「もう当分は酒なんて飲まない」などと思います。思いますが夕方になるとまた元気になって飲んでしまい翌朝も気分が悪い、なんていうことは良くあります。「酒の無い国に行きたい二日酔い、三日目にはまた戻りたくなる」などと落語でも言われるとおり症状は一過性のものです。急性アルコール中毒などとは異なり直接的には生命の危険はありませんが、頭痛、吐き気、倦怠感などの症状が続いている間は、地獄のような苦しみを味わうこととなります。できれば、楽しくお酒を飲んだ翌日は気持ちよく起きたいものです。しかし何も対策をしていないと吐き気に悩まされながらボロクズが詰まったような身体を引きずりながら目覚めることになります。日本人は、欧米人などと比較するとアルコールを分解する酵素が遺伝的に少ないのだそうです。従ってお酒を飲む際には事前の防止対策が不可欠です。まず、プライベートでも付き合いでも、お酒を飲む前にはしっかりと対策をしておきましょう。全く二日酔いにならない訳ではありませんが、するのとしないのでは翌日の症状のひどさが大きく違います。対策の基本は、こまめな水分補給とちょっとした食事内容の改善とサプリメントです。次に、対策をとっていてもなる時はなります。仕方の無いことです。そこで、二日酔いになってしまった場合の治し方についてもしっかりと準備しておくことが重要です。治し方の基本は、水分と糖分の効果的な補給ですが、ひどい症状でも劇的に回復する、ちょっと反則気味な裏技もご紹介しておきますので、ぜひ参考にしてください。

事前防止対策

さて、まずは酒を飲む前にしっかりと準備をしましょう。事前の防止対策をしないというのはブレーキの壊れた車で高速道路を走るようなものです。痛い目にあいます。よく、空きっ腹で飲むと酒が効く、などといいますがそれは本当です。特に、ウィスキーやウォッカなどの強い酒をロックやストレートで飲むと胃壁から出血することもあります。当然、二日酔いにもなりやすい訳です。昔の人は沢山お酒を飲む前には軽く蕎麦などを食べたのだそうです。仕事が終わってそのまま参加する宴会や飲み会の前に蕎麦はちょっと無理だとしても、胃壁を保護するために牛乳を一杯飲んでおくだけでも大分お酒の吸収を妨げてくれます。牛乳が苦手な人はチーズをひとかけらよく噛んで食べるとほぼ同じ効果を得ることができます。乳製品全般が苦手な場合は、おにぎり等を一つ食べておくだけでも違います。とにかく空きっ腹でお酒を飲むのは良いことではありません。二つ目の防止策として有効なのはサプリメントです。肝臓関係で有名なサプリといえばはウコンですが、キュウリのエキスを抽出した「かんぞう奉行」というサプリはかなりの効果があります。サッポロの製品ですのでお試し下さい。さて乾杯が終わって飲み始めてからも有効な防止策があります。必ず食事をしながら飲むことと、食べ物をしっかりと噛んで食べることです。また、豆腐、豆などのたんぱく質を多めにとるのも効果的です。そして何よりも、サプリを飲んだから、二日酔い対策をしているからと破目を外しすぎない事です。また、飲み終えたら就寝前に多めに水分補給をしておきましょう。

二日酔いの治し方

上記のような事前の対策をばっちり取っていても、思いがけなく沢山飲んでしまった、あるいは防止対策をする暇が無かった、などで二日酔いになってしまうことがあります。また、事前対策の効果で軽い症状で済んだ場合でも、さらに回復を早めるためにはいくつかの対処方法があります。誤った治し方をしていると、かえって健康を害する恐れがあるので、是非正しい治し方を覚えて実践してください。強烈な吐き気と倦怠感に包まれて目を覚ました場合、まずは水分と糖分を補給しましょう。体内に残ったアルコールを排出する為には水分を必要とするので、とにかく水分を取るのは重要なことです。そして忘れてはいけないのは糖分の補給です。糖分はアルコールの分解に必要なので、少々気持ち悪さを無理してでも摂取するべきです。水分と糖分を同時に取るにはリンゴジュースやポカリスエットなどのスポーツドリンクが効果的です。昔から迎え酒として二日酔いの症状を抑えるために朝から酒を飲んだりすることがありますが、アルコール中毒に陥ったりする危険もあるので絶対に止めましょう。またサウナなどで汗をかいても体内のアルコールは排出されますが、身体に負担が高い割には効果が少ないので止めるべきでしょう。蜆の味噌汁等を食べるのは良いのですが、何も口に入らないというひどい二日酔いの時には最後の手段を使いましょう。病院に行って点滴を受けるのです。血液中に水分と糖分を直接取り込むので、二日酔いの治し方としては最適な方法です。