入浴中に洗髪をしていると指に絡み付いて抜ける毛が多いな、と思うことはないでしょうか。また、毎日顔を合せている配偶者や同僚からは何も言われないのに、久しぶりに会った友人が頭を見て「あれ?」という表情で「薄くなったな〜」などと言われたことはありませんか。。ショックですよね。薄毛というのはある日突然、というものではなくて少しずつ進行していくものなので、自分ではなかなか気がつきにくいものです。気になる人は一年位前の自分の写真を見てみるといいでしょう。明らかに髪の毛の量が少ない、という人は要注意です。髪の毛が薄くなる原因は加齢のほかにもストレスや頭皮の状態など様々です。30代以降の男性はちょうど仕事の上での責任が重くなり忙しくなることが多いため、最近ではストレスが原因となる脱毛症などの症例も増えています。一昔前は髪の毛が少なくなることに対してできることは少なく、今ある毛をそれ以上減らさず、それでも禿げてしまった場合はカツラに頼るというのが一般的でした。しかし、最近ではリアップを代表とする育毛剤の進化と、増毛法の技術の向上などにより選択肢が広がりました。カツラ自体も旧来のものとは異なり、一見しただけでは判らないようなものが発達しているのは、通信販売のウィッグやヘアアップローゼなど女性向けの商品を見ればよくわかる事と思います。育毛剤、養毛剤に至っては薬局に女性向けのコーナーがあるほど充実しています。

脱毛、薄毛のメカニズムと対策

人間の頭髪というのは女性ホルモンの作用で生えているそうで、老齢になると男性は女性ホルモンが少なくなるので脱毛が進むのは実は自然のことといえます。一方で女性は脱毛ではなく「薄毛」という状態になっていきます。髪の毛は残りますが毛の一本一本が「細く」なるので、髪の毛のボリュームが少なくなってしまうわけです。男性のようにツルツルになることはあまりありませんが、女性用の育毛剤やヘアアップローゼ(髪の毛をコーティングしてボリュームアップするタイプの育毛剤)は売り上げを伸ばしている商品です。テレビの通販でも高齢の女性用のウィッグ(ありていにいえば女性用のカツラ)が売れていたりするわけで、男女を問わない共通の悩みということがわかります。抜け毛を防ぐには、育毛剤や養毛剤に頼る前に、頭皮を清潔にすることが重要です。カツラメーカーのCMでマイクロスコープで頭皮の毛根に付いた皮脂を見せるのは視聴者の不安をあおっている部分もあると思いますが、不潔にしているのは良くありません。血行が悪いのも抜け毛の原因ですので、入浴中にシャンプーをするときはマッサージをするつもりでゆっくり、優しくします。シャンプーを付けすぎないこと、よく洗い流すことも重要です。頭皮にシャンプーが残っていると却って抜け毛の原因になりますし育毛剤の効果も落ちてしまいます。マッサージもやりすぎると却って髪の毛が抜けるだけですので、これもほどほどに。洗髪を終えたら湯船にゆっくり浸かりながら、軽く頭皮を揉むのも効果的です。

育毛剤、養毛剤とヘアアップローゼ

頭皮を保護する為の道具として帽子は有効です。帽子を被ると蒸れて却って脱毛を促進する、という意見もありますが、夏場の直射日光や冬の冷たい外気にさらすのは危険なことです。スーツに合って男性が被ってもおかしくない帽子というのはなかなかありませんが、グレーのソフト帽などは比較的違和感が少ないようです。なによりも、多少見た目を損ねても毛髪を守ったほうが良いということでしょう。そのまま無理をして頭皮を暑さや寒さにさらしていると、今度は帽子ではなくてカツラのお世話になるかもしれません。また、育毛剤については実際に使用した人によると確かに最近のリアップを代表とする育毛剤はかなり効果があるのだそうです。しかし、使用をやめるとまた元通りになってしまうので、毛髪を維持するためには永遠に使い続ける必要があります。費用も決して少なくは無いので、薬だけに頼るよりも普段からのケアをしっかりとすることが大切です。また、従来の増毛法の多くはカツラと同様にメンテナンスが必要ですが、最近では発毛の分野でもかなり研究が進んでいるので、選択肢として実用に耐えうるものになってきました。ちなみに、女性用のヘアアップローゼは抜け毛対策というよりも薄げ対策が主目的ですが、継続して使用すれば育毛と養毛の効果があるものもあります。見た目重視ですが手早く効果を出すには良い手法といえます。いずれにせよ、普段から正しい方法で髪をいたわることが大切です。